うちには、カマキリが大好きな娘がいます。
でも本人によると、「カマキリ先生ほどじゃない」とのこと。
(カマキリ先生とは、「昆虫すごいぜ!」の香川照之氏。)
娘は、「あの服、着たくないから」とぼそり。
カマキリ先生監修の、カマキリ・スーツのことですね!
あれは、いくら着たくても絶対に着られないものなのにー!!😨
日本人カメラマンによる、世界のカマキリ図鑑
そんな娘に、こちらの本を買いました。(↓)
「世界のカマキリ観察図鑑」です。
海外の本みたいな、素敵な装丁。(西山克之氏デザイン)
中も、昆虫カメラマン・海野和男氏選りすぐりの写真が盛りだくさんです!
カマキリのポーズや目線など、1つ1つの写真に意味があることが伝わってきます。
(特にかわいいポーズは、93ページ!)
娘にとっては、生涯の宝となる本との出会いになりました。😊
私のおススメ
私自身は、昆虫の「擬態」にひどく興味があります。
それなので、この本では特に、熱帯アジアの「カレエダ(枯れ枝)カマキリ科」の写真に惹かれました。
カレハ(枯れ葉)カマキリ、キノハダ(木の肌)カマキリ、エダ(枝)カマキリなど、他の擬態カマキリも載っていますが、やっぱり「カレエダカマキリ」が良いです!
体のしなり具合や、ささくれた様子が、凝っていて感嘆しました。
こちらは、Pixabayにあったカマキリの画像。(↑)
エダカマキリでしょうか。
図鑑に載っている「カレエダカマキリ」の擬態は、これどころじゃありません。
美しいのは、「アヤメカマキリ科」!
羽の模様に見とれてしまいます。
ペナン・バタフライ・ファーム
この図鑑に、「ペナン・バタフライ・ファーム」という施設のことが少しだけ載っていて、興味を持ちました。(51ページ)
たくさんのカマキリが飼育されている、ということなので・・・
長崎バイオパークのフラワードームや昆虫館には何回も行きましたが、カマキリはいませんから。
そこで、マレーシアのペナン島にある「Penang Butterfly Farm」について、少し調べました。
(図鑑の文中では、Batterflyとなっています。)
公式HPによると、
1986年にオープン。
2014年から、リニューアル工事。
2016年、エントピアとして再オープン。
この「Entopia(エントピア)」というのは、「Entomological Utopia(昆虫ユートピア)」の略のようです。
蝶だけではなく、他の昆虫にも力が入っているようなのですが、カマキリに関しては情報がなく・・・
探していたら、こちらの記事を見つけました。(↓)
(他の記事も読ませてもらったのですが、この方の写真も素敵です。)
いつか、娘を連れて行ってあげたいな、と思いました。
エントピアだけではなく、マレーシア自体が昆虫好きには魅力でしょうね。😊
下は、娘がささっと描いたカマキリのイラスト。
エダカマキリは、目のグルグル模様がかわいいらしい。
(娘とカマキリについては、こちらに書きました。↓ )