以前書いたように、今年の春期講習中から、「夏期講習を受けさせない方向」で検討し始めました。
子供が、4か月も先のことを考えて、絶望的になっていたからです。
本人のやる気がないなら、参加が逆にマイナスになる
夏期講習などの《期間講習》に、進んで参加したい子というのは、当然少ないのではないでしょうか?
でも、親としては、休暇中の講習に対して、期待があると思うんです。
講習に通いながら、何かしらのきっかけがあって、
「子供が勉強の重要性に目覚める!」→「学力が上がる!!」みたいな...
そういうことが、「全く無い!!」とは言い切れないけれども、娘に関しては、あり得ないです。
逆に、「こんなこと、したくなかった」という被害妄想がふくらみ、ダラダラと通い続け、得るものの少ない結果になるかと。
確認テストにも前向きには取り組めず、できないことばかりが目に見えて分かり、自信もやる気も無くしそう...
そして...
夏休み中にへとへとになった分、心身ともに不調になり、新学期を迎える。
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学校に行くことも、放課後の塾通いも、つらくなる。
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結局、「中学受験」自体を、やめたくなる。 または、ダラダラと続ける状態が普通になる。
そんな新学期の様子が、目に浮かんで身震いしました。😖
ほぼ毎日、塾に通うという重圧
何が問題かというと、やはり日数が多いことなのです。
調べてみたら、5年生の夏期講習は約40日間の休暇中、30日間ほどあるようでした。
娘は、「後期だけ」とか、「短い期間だけ」通う訳にはいかないかな...?と言っていました。
昨年、日能研の日程は都合が合わず、栄光ゼミナールの夏期講習に、後期だけ通ったので、それぐらいならば、と思った様子。
日能研に行きたくない、勉強したくない、という気持ちでは無いのです。
「勉強は、しなくてはいけない」と、十分理解していて、それでも、ほぼ毎日では大変過ぎる、夏休みが全くなくなる、と心配していました。
でも、日能研の夏期講習を1部分だけ通う、という選択肢はありませんでした。
そして、1日あたりの塾で過ごす時間は、5時間ほど。
普段、学校で過ごす時間より、ずっと短いことも分かっていました。
さらに放課後、塾に行く日のことを考えると、夏期講習があっても、家にいられる時間は、ずっと長いことになります。
でも、家が大好きな子供にとって、「数時間出かける日」と「1日家にいられる日」は、全く違います。
(せっかく学校に行かなくていいのに、ほぼ「出かける日」になるのは、夏休みではない!)
それに、これまで参加した冬期講習・春期講習の様子から、塾の前後の時間は、授業の復習や小テスト対策の勉強で、費やされることが予想できました。
また、確認テストが数回あり、塾のない貴重な休日は、テスト対策で丸1日使うことになる...
検討し始めたのが春期講習中だったこともあり、その慌ただしい大変さが、親は身に染みて分かっている時でした。
それが、夏中毎日続くのかと思うと、子供がもたないかも...
そういう訳で、ほぼ毎日となる「日能研の夏期講習」は、受けさせないことにしました。
夏休みに勉強させる方法は、他にも選択肢があったので。
(長くなってしまったので、続きは分けました。 ↓)
(6年生の夏期講習の様子はこちらです。 ↓)