たまに、バナナケーキが食べたくなります。
それも、バターやマーガリン、ショートニング無しで、人工香料無添加が理想!
ベタベタやぎっしりしたケーキではなく、ふわっとしていて、甘すぎずバナナの香りが楽しめるような・・・
そういう商品は、なかなか手に入らないので、HB(ホームベーカリー)で作ることにしました。
いろいろ試してみて、おいしくできたレシピを紹介します。
重曹(ベーキングソーダ)を使うのがポイントです!
(卵・バター・牛乳無しの、ふんわりシンプルパンはこちら ↓ )
バナナケーキ・・・材料
1.5斤用のHBで、1斤ぐらいの大きさになります。
薄力粉 300グラム
ベーキングパウダー 小さじ2
重曹 小さじ1
シナモン 少々(お好みで)
卵 3個
砂糖 100グラム
オイル 50グラム
牛乳 70グラム
バナナ 2本
レモン果汁 大さじ3
※シナモンの代わりに、抹茶やココア(大さじ1)で風味をつけてもおいしいです。
その場合には、砂糖を30グラム増やして130グラムにします。
※お菓子に使うオイルは、菜種油が良いようです。
バナナケーキ・・・作り方
ホームベーカリーの「ケーキ」コースで焼きますが、ボウルで混ぜてからパンケースに入れます。
(HBだけにまかせると、粉が多い分量では、よく混ざらないことがあるので。)
重曹で膨らませるので、泡立てなどの必要はありません。
①卵、砂糖、オイル、牛乳をボウルに入れ、箸で混ぜる。
↑ 中央が茶色っぽいのは、砂糖が三温糖だからです。😉
↓ 卵を溶く程度に混ぜます。
②(受け皿ごと)ザルで量った薄力粉、べーキングパウダー、重曹、シナモンなど(下の写真は抹茶)をふるいながらボウルに入れ、ゴムベラで混ぜる。
ふるう必要は無いのかもしれません。😯
でも、粉の重さを量る手間とあまり変わらないので、ふるってしまいます。
(できばえには影響するはず!)
③バナナをつぶし、レモン果汁と一緒に生地に混ぜて、パンケースに移す。
パンケースに入れてから、「バナナ+レモン果汁」を加えても大丈夫です。
↑ この時は、生地をパンケースに入れた後、つぶしたバナナをのせ、ゴムベラでザクザク突き刺すようにして混ぜました。
ちなみに、バナナは横からの力に弱いみたいです。🙂
輪切りにしてから丸い面を押すよりも、皮をむいた長い状態で、横からフォークで押した方が、ラクにつぶせます。
④パンケースをホームベーカリーにセットして焼く。
私の使っているHBは、「ケーキ」コースがスタートしてから約12分後に一時停止して、「パンケースについた粉を落とす」ひと手間が必要なタイプです。
そのタイミングがちょうど良いので、この一時停止の時に、パンケースをセットしています。
(①の前にスタートしておいて、最初の12分間は、何も入っていないのに混ぜてもらっているという、HBには申し訳ない状況。)
このタイミングで入れると、混ぜ過ぎずにすみます。
粗めにつぶしたバナナが、ちょうどうまく混ぜ込まれる程度!
(一時停止後は、少しだけ混ぜる時間があるので。)
抹茶味のできあがり!
↑ 表面がサクサク状態。
夜に焼けるようにして、網の上で1時間以上冷ました後、密閉して一晩おいておくと、表面がつやつやになっています。
ホームベーカリーではなく、オーブンで焼いても?
ほぼ同じぐらいの手間をかけても、オーブンで焼くより、なぜか気楽に作れます。
もちろん、オーブンで焼いてもおいしい分量なのではないかと・・・
その場合は、粉以外をもっと丁寧に混ぜ、小さいカップに分けたり、天板で焼くと良いかもしれません。
《オーブンで焼いてみました ♫》
ボウルで、「卵→砂糖→オイル→牛乳」の順に泡だて器で混ぜ合わせ…
「薄力粉+ベーキングパウダー+重曹+シナモン」をふるって加え、ゴムベラで混ぜます。
最後につぶしたバナナ+レモン果汁を加えて…
天板に生地を流し入れ、チョコチップを散らし…
(↓ ビターでおいしい、こちらを使いました。😋)
180℃で20分間ほど焼きます。
オーブンシートごと、網の上で冷まして完成!
ナイフで適当な大きさに切り分けます。
焼き上がってすぐは、ふかふかしているばかりで、あまり甘さを感じられません。
(砂糖控え目レシピということもあり。)
でも、冷凍や常温で、密閉して2、3日置いておくと、バナナの風味が出てきておいしくなります。
(↓ 実物は、もっとツヤツヤ。)
重曹とベーキングパウダー
ホームベーカリーの説明書に載っていた分量では、重曹は入っていなかったのです。
でも、ベーキングパウダーだけでは、ぎっしりと重たいケーキになります。
また、シンプルな材料にしたくて、ベーキングパウダー無しの、「重曹のみ」でも作ってみましたが、重曹のにおいが残ってしまいました。
↓ これはシナモン風味。
朝食にもおすすめの、栄養たっぷりバナナケーキです。🤗